あらすじ
いつものように借金の取立てに行く。
しかし、いつもより足取りが重い。
それは元々先輩が担当していたお客だったが、先輩が辞めたために俺に回ってきた案件だった。
家に到着し、インターホンを押すと、すぐに扉が開いて、30代後半くらいの擦れた女が土下座しながら、「もう少し待ってくれ」と言ってくる。
既に何度も滞納していたため、社長から絶対に回収しろと言われていた。
なので、俺も折れることなく淡々と説明すると、「ちょっと待っててください!」と、家の奥に引っ込んでからすぐに1人の女の子を連れてくる。
「この子…あげますから!私に似てツラだけはまともで…ッ!俗に堕としてもいいですし、玩具として使ってもいいですからッ!基本は私の彼氏に叩き込ませましたので!ね!」
この仕事は感情を殺しながらやっていた。
同情も、激情もなく、淡々と仕事としてやってきた。
馬鹿な俺には真実も嘘も見抜けない。
だから、ただ事実だけを突きつけてきた。
今日もそのつもりだったのに…そのボロ切れを着せられた可愛い女の子を見た瞬間に初めて感情が湧いてしまった。
「…じゃあ、その子は貰ってく」
こうして、俺は玩具の美少女を貰い、彼女との生活が始まるのだった。