あらすじ

これは“異国のサイバー攻撃”によって破綻した日本を救おうと立ち上がる名もなき学生たちの物語。 【形式】 一話2000〜3000文字程度。毎日更新はしたい。不定期な可能性有り。 ※以下応募用あらすじ 西暦2039年。 地球の中で、確実に異変が起きていた。 環境の異常変動はもちろん。 社会情勢も着実に混沌へと追いやられていた。 各国で内戦やテロ、国家間の戦争が勃発し、今や荒廃した土地に草木は一本も生えず、海には藻屑と化した人間や船舶の残骸など、各地に負の爪痕が刻み込まれていた。 それとは別に、アメリカやロシア、日本などでは確立された新たな防衛体制が整えられ、ささやかな平和がそこにはあった。 一部国家を除き、その恐慌に世界が飲み込まれている最中、日本では数十年前から亜種人間や人造人間の研究が行われ、その途中で様々な発見がされた。 「半獣人」。 彼らは獣の耳と尻尾を持ち、五感が敏感になるという特性を持ち合わせ、世界各地で感染するようになる。が、その病原体は極めて弱小であり、相当な確率じゃないと感染はしない。 先天性、遺伝性などは確認されていないが、いずれにせよ生まれた時から存在するので、母体感染による先天的病気の可能性が高いと考えられる。 場所は変わり舞台は東京都中央区お台場。 「白狐」の要素を受け継いだ半獣人「一ヶ凪零《イチナギレイ》」。 彼女は武術名家に生まれた女子高生で、その幼なげながらところどころ成長を伺える容姿と声で人気を博している。 学校では笑うだけで持て囃され、ラブレターは絶えない。次期生徒会長有力候補と噂されるほどの支持率だった。 誰もが羨むスクールライフを過ごしていた彼女は、昨日の疲労に耐えられず、学校で居眠りをする。 彼女の目が覚めた時、何かがおかしかった。 教室には誰もいない。 なんだろう。なにか移動でもあったのかな? 疑問と羞恥が渦巻く彼女のもとに、一通のメールが届く。 内容は「国内インターネットへの不法侵入を感知。大規模なサイバー攻撃の発生」といった簡素なものだった。 サイバー攻撃。 その響きはたった九音で構成された恐怖の象徴だった。 この時代、近辺の生活環境全てにインターネットが干渉しており、サイバー攻撃によるファイアウォール貫通、インターネット不正干渉は日本崩壊の危機とされる要因の一つだった。 防衛システムも全て破綻。その日の午前10:58、日本政府は緊急事態宣言を発表したきり、音信不通となる。 さらにややこしくなったのが、スマホにおよそ文章と呼べる内容ではない政府による避難指示が出されていた。 どこの情報か、出所はどこか。嘘か真かを見分けるには難しく、クラスは騒然、レイが困惑していると、突如として誰かに腕を引っ張られる。 その人の正体は「古都戒《ふるみやかい》」。彼は他校にいた幼馴染だった。 無口で、皆から少し距離を置かれていた彼は、レイに早急に退却するよう勧める。 レイは状況が飲み込めずにいたが、カイに急かされて一旦帰宅を果たすことに。 道中には猫の子一匹おらず、困惑していたレイが家に帰ると祭壇の場所に一本の懐刀が置かれ、簡潔なメモが置かれていた。 レイの家族は全員外に出ていて、各自救助活動にあたっているとのこと。 無駄に正義感が強い家族に呆気に取られているとメモの最後に「レイも己にできることを果たせ。貴殿には爺に劣らない程の薙刀の才能がある。決して静観は許さぬ。伝家の宝刀はお守りだ」と締めくくられていた。 まずは安全確保を優先させるだろうと呆れながらも、しょうがなくその家宝の懐刀「白瀧《しらたき》」を腰に、そして「M39-EMR」を手にカイと行動を共にすることに。 たった一つの通知を境に崩壊した日常。 前科も地位も権力も財産も何もかも関係ない。 政府も自衛隊も国家機関ごと麻痺しているこの日本で、昔を取り戻すために立ち上がった高校生たちの物語。 ※実在する人物や団体などには関係ありません。 ※法令違反を助長するものではありません。 ※以上のことを踏まえて本作をお楽しみください。

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カクヨム2025/11/30
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