あらすじ
売れない俳優の一ノ瀬風太は、弟を大学へ進学させるため、俳優をしていだが、契約を切られそうになる。追い詰められた風太に、事務所の社長が提示したのは——
「人気恋愛リアリティーショーに出てこい。
ただし、ヒロインの恋を“邪魔する役”としてだ」
ターゲットは、事務所イチオシモデル美麗。
社長は彼女が本気の恋愛に夢中にならないために風太を送り込む。
彼女を騙すことに罪悪感を抱きながらも、弟のためだと自分に言い聞かせる風太。
だが、台本のない世界で美麗の素顔に触れていくうちに、
風太の心は仕事と割り切れなくなっていく。
——気づけば、本気で彼女を好きになっていた。
ところが番組終盤、風太の“裏ミッション”が視聴者にバレてしまい、炎上。
美麗の信頼まで失い、全てが崩れ落ちる。
弟のためについた嘘と、守りたかった恋心。
最後に彼が選ぶのは?
嘘から始まった恋に、未来はあるのか。
混ざり合った恋とお金と罪悪感が行き場を失う、切ない恋愛ストーリー。