あらすじ
世界は「ダンジョン」に包まれた。人々は未知の冒険に駆り立てられる。
だが探索も配信もしない、堅実な生き方を選ぶ人間は多い。
そんな彼らは「ダンジョン」について語ってきた。
例えば、ある恐怖画像のように。
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「世界一イケメンな探索者」――そのワードで検索をかけると、ある画像がヒットする。
血管の走る真っ白な肌、大きくかっ開いた目。歯茎まで見える裂けた口、血だらけの口内――それら全てのパーツがコラージュでできているいうアンバランスさ。
見る者全ての心に癒えない傷を与えるその画像は古くよりネット民を震え上がらせ、びっくりフラッシュや釣り画像の地雷として設置されてきた。さらにある探索者の死体写真、といううわさつき。
ライターとしてネット上の都市伝説の真相を探る「私」は、この画像の出所について調べて欲しいというリクエストを受ける。
チェーンメール、びっくりフラッシュ、釣り画像の地雷としてネット民を恐怖のどん底に叩き込んできた「世界一イケメンな探索者」とは何者か。
当時の証言、ログ、アーカイブが全てを語る。