あらすじ
ブラック企業で働いていた相良アキトは、過労の果てに異世界へ転生する。
転生後の名前は カイル=ローディス、肩書きは“補佐官”。
しかし──
「無能」判定を受け、王都から即日追放。
連れてこられたのは、
家は崩れ、井戸は枯れ、村人は明日を諦めている“呪われた辺境の村・アルミナ”。
絶望の中でログインしてしまったのは、
前世のゲーム管理ツールにそっくりの謎のウィンドウ。
・畑の効率
・魔物の出現率
・住民パラメータ
・イベントフラグ
・素材生成
・スキル式編集
・危険度レベル
──全部編集できる、ヤバすぎる“世界設定システム”だった。
試しに村の「衰退イベント」を書き換えると、
枯れた井戸に水が溢れ、家は修復され、村人は歓喜。
だがその裏で、王都の観測塔は異常値を検知する。
「世界設定が……書き換えられた?」
王都は調査官ミアを派遣。
一方で、森の奥では“世界を喰らう何者か”が動き出す。
追放補佐官のはずが、
いつの間にか 世界の中枢に触れてしまったカイル。
村を救うために始めた小さな編集は、
やがて国家の均衡を揺らし、
“世界の真実”へと繋がっていく──。
設定を書き換えるしか能のない男が、
世界を再構築していく異世界・成り上がりファンタジー、開幕。