あらすじ

東雲アイルは、古びた寄宿施設で静かに暮らしていた。 ある朝、旧館の方から聞こえる“得体の知れない音”と、職員たちの妙な視線に違和感を覚える。 友人のレミとカイとともに立入禁止の旧館へ足を踏み入れると、地下には―― 爪痕が刻まれた巨大な鉄扉と、檻に閉じ込められた異形の生物たちがいた。 そして奥で彼らを待っていたのは、深紅の瞳を持つ黒いドラゴン。 アイルが触れた瞬間、背中から“漆黒の翼”が解き放たれ、ドラゴンは告げる。 「お前は人間ではない。眠り続けていた“ドラゴン”だ」 混乱するアイルをよそに、施設の職員たちは冷酷な笑みを浮かべる。 ――アイルたちの生活はすべて“実験”だった。 ――人間を装ったまま育てられた“特異個体”を、ある目的のために利用するために。 迫りくる追跡、崩れゆく日常、そして自分の正体。 仲間を守るため、アイルはまだ覚醒していない“ドラゴンの力”と向き合わなければならない。 これは、世界に隠された“異種のゆりかご”で目覚めた少女が、 自分の存在理由と真の居場所を探す物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/11/30
  • 現在の作品灰のゆりかご