あらすじ

様々な世界線。 それぞれの物が生きる世界は、神々の気まぐれにより作られる。 数ある世界線の中、唯一、転生魔術を操る物のいる世界。 その力を、半ば巻き込まれ気味に手に入れた聖騎士(パラディン)がいた。 今日も転生魔術師として責務を果たす。 「レエンカルナシオン!」 パラディンば、聖剣を下ろすと、目をゆっくりと開ける。 鎧の外からはうかがう事はできないが。 我は、今日も良き働きをした。 パラディンは、玉座さながらの鍾乳洞の岩の上に腰掛けると、頭を抱える。 「静寂を脅かす物。」 また、あの足音か。 もう聞き慣れた早足で歩く音。 「近づいている。あれが。」 「ちょっと!人の事、あれとか、物とか言わないで下さいますか?」 「聞こえておったか。」 「天使族は耳がいいのよ。 それよりよ!また転生させてたわよね?」 「それが我の生きる意味だからな。」 「ふっざけんなー!」 カラン。カラン。カラン。 現れた女は、パラディンの両肩を持ち、 パラディンを揺さぶりながら叫ぶ。 揺さぶるたびに、全身を包んだ鎧は音を鳴らす。 あぁ。我は静寂を求めている。 早く帰ってはくれないだろうか。 パラディンは、心の中で切実に願う。 「早く帰ってはくれないだろうか。 とか!思ってんじゃないだろうなー! このポンコツ鎧がー!」 この女を転生させたのが間違いの始まりだった。 あぁ、願わくばもう一度転生させて、違う世界線に飛ばしたい物だ。

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小説を読もう2025/11/30
  • 現在の作品我は転生魔術師で元聖騎士。天使族の令嬢がしつこく絡むので、身を任せる事にした。