あらすじ
「紅い満月の夜は、部屋から一歩も出てはいけないよ」
゛奴等に、全てを飲み尽くされてしまうからね゛
私の住む村に伝わる、古い迷信。
ある日、私はその迷信を無視をして外に出てしまった。
広がる漆黒の闇。
その中で輝くのは、赤く染まった紅の月。
頬を撫でるのは、冷たい風。
紅い満月を見た、正直、とても綺麗とは思えなかった。
直後、ゾクリと背中に戦慄が走る。
゛「…娘、一緒に来てもらおう」゛
耳元で聞こえたテノール。
振り向く間もなく、私の意識は暗転した。
意識が遠のく最中で見たのは、黒い漆黒の髪に、月のように紅い瞳だった。
【バンパイア/ファンタジー/***】
※苦手な方はご注意下さい。