あらすじ
午前中の利益、500万円。
専業トレーダー・波止場幸雄(はとばゆきお)の日常は、1本のスポーツドリンクとタコ足配線によって唐突に幕を閉じた。
人生ごと強制ロスカット(退場)させられた彼が目覚めたのは、巨大な惑星が空に浮かぶ、水の都のような異世界。
PCもスマホもない。あるのは、ひび割れたクレカから変化した謎の『銀色のカード』と、骨の髄まで染みついた『相場師としての知識』だけ。
「剣も魔法もいらない。俺に必要なのは、ボラティリティ(値動き)だけだ」
これは、暴落で死んだ男が、異世界の経済を読み解き、銀色のカードを切り札に、巨万の富を築き上げていく「経済無双」の物語。
金貨、魔石、先物取引──。
すべての価値が交錯する世界で、最強の投資家の成り上がりが今、始まる。