あらすじ
辺境の村で孤児として育った少女・ルシアには、秘密があった。
感情の昂ぶりと共に暴発する、規格外の魔力。
その力のせいで「呪われた子」と疎まれ、誰にも触れられることのない灰色の幼少期を過ごしてきた。
そんな彼女のもとに、ある日一通の招待状が届く。
差出人は、国中の憧れである「王立セレスティア魔法学院」。
待ち受けていたのは、見たこともない煌びやかな魔法の世界。
測定器を破壊するほどの魔力値「217」を叩き出し、周囲を驚愕させるルシアだったが、そこで出会ったのは「数値」ではなく「心」を見てくれる仲間たちだった。
魔力は低いが底抜けに明るいお調子者のトビー。
没落貴族ながら誇り高く、不器用な優しさを持つセレン。
そして、学院の最優秀生徒「ゴールデンスター」として輝く、美しき先輩エレナ。
「君は、君のままでいいんだよ」
仲間との出会いが、凍てついていたルシアの心を少しずつ溶かしていく。
差別や偏見、困難な試験を乗り越え、少女が自分の「居場所」を見つけるとき、その強大な魔力は誰かを守るための「光」へと変わる——。
臆病な少女が、最高の魔法使いへと駆け上がる、王道学園ファンタジー!