あらすじ
・前作→「【擬人化アソート part2】食えない白米」 https://estar.jp/novels/26499968
・次作→2025年12月10日に掲載予定(次回は麺ヘラシリーズになります。何かの麺料理でも食べて、ゆったりとお待ちください)
※本作、【擬人化アソート】は、あらゆる擬人化をテーマとした筆者制作のオリジナルシリーズ第3弾です。
※本作は、自動ドアの擬人化をテーマにしております。
「擬人化」、「自動ドア」、「転職」などをキーワードに、
「擬人化した自動ドアが、転職希望者だったら……?」という世界線から始まる、駅の待合室を舞台に展開される、風変わりでオルタナティブな擬人化コメディ作品。現代に通ずるブラックユーモア・ブラックジョークを含んだ、ぶっ飛んだオルタナティブコメディ。
ーー「自動ドアが転職したって、いいじゃないですか」
出張時の移動経費すら落ちないブラック企業で働く、会社員 坂口。
出張の帰り、彼は駅の待合室で乗車する新幹線を待っていた。
利き手に光る指輪。家族のためにも年収アップやより良い生活のために転職すべきだろうか。
疲弊し切った頭で考えながら、携帯を操作していく。
ディスプレイに表示される成否と正否が曖昧な情報の数々。
感情の迷いと情報の多さに辟易さを感じていると、突然現れた男に話しかけられた。
現れた男は、『自動ドア』の擬人化だと名乗る。
意味不明な自己紹介に戸惑っていると、その人物も転職について悩んでいると話し始めた。
やがて、その転職話は、予想だにしない方向へと進んでいき……