あらすじ
ある日の放課後、トラック事故に巻き込まれかけた高校二年・朝比奈蒼真は、黒髪の少女クロに命を救われる。その代償として与えられたのは、「人の寿命が数字で見える右目」と、死神の“管理対象”としての契約だった。
クラスメイト、家族、通行人――視界に映るすべての頭上に、残り寿命のカウントダウンが浮かぶ世界。その中でただ一人、幼なじみ・空木ひなたの寿命だけが「七日後の文化祭でゼロになる」と告げている。
事故を回避しようともがけば、別の誰かの寿命が削れ、世界の「バランス」が歪んでいく。ひなた一人を救えば、多数の未来が失われるかもしれない。個人の幸福と、世界全体の正しさ。そのどちらかを選べと言われたとき、俺たちは――。
死神見習いクロ、上位監査官ルカを巻き込みながら、寿命システムそのものの抜け道を探る二周目青春譚。
カウントダウンの見える世界で、それでも「今日」を選び取る、少年少女のラブコメ寄り学園ファンタジー。