あらすじ
「酒がないと手が震えて……魔法が使えないの……」
ポンコツ可愛い天才教授(アル中)との、借金返済×化学無双コメディ!
理系大学生の木島蓮(きじま・れん)は、異世界転移した直後に「脱皮する魔物」と間違われ、火刑に処されかけるという最悪のスタートを切る。
命からがら逃げ込んだ先で彼を拾った(拉致した)のは、王立学院の「名誉教授」――銀髪紅眼の美少女・テレサだった。
彼女は稀代の天才魔導師。しかしその実態は、極度のあがり症と自己肯定感の低さを酒で誤魔化す、手の施しようのない「重度のアルコール中毒者」だった!
しかも彼女は、実験の失敗(魔力暴走)で校舎を破壊し、金貨五千枚(約二億五千万円)という天文学的な借金を背負っていた。
「助けて、レン……私、ゴミじゃないもん……鉱山送りはいやだぁ……」
素面の時の彼女が見せる、あまりに脆く可愛い姿に絆された蓮は、彼女の更生と借金返済を決意する。
魔法は使えないが、蓮には現代日本で培った「化学知識」がある。
異世界の未発達な技術を知識で凌駕し、超高純度の「ウォッカ」や魔法のような「香水」を精製して、貴族たちから金を毟り取れ!
これは、科学の知識で異世界を生き抜く青年と、酒がないとポンコツな天才魔導教授が織りなす、笑いと再生の物語。