あらすじ
時は末法、五行の理は乱れ、世は群雄割拠の時代。
刑州の辺境で育った少年・連翼は、禁を破り白秋山に足を踏み入れる。
そこで出会ったのは、かつて四獣の一柱と謳われた妖仙獣・星山君。
魚を焼き、酒を酌み交わす――
そんな穏やかな日々は、清破山率いる理機軍団の襲来で終わりを告げる。
「破妖の戦い」に巻き込まれた二人は、房中術により魂を共有。
連翼は「赤兎」の字を授かり、星山君は半人半妖へと堕ちる。
理を操る清破、人道を掲げる焔烈、天命を奉ずる玄信――
三雄が覇を競う乱世で、連翼は「理を鎮める力」に目覚める。
五行を司る神々。
黄渦に眠る天命の理。
そして、西方より迫る九尾の呪い。
魚と酒を温める平穏な日々を取り戻すため、
青年は理と妖を繋ぐ、唯一の媒介となる。
壮大な東洋武侠ファンタジー、ここに開幕。