あらすじ
風の吹く頃。
「嘘」と「真実」が、静かに交差した。
21歳のカオルは、世界を少し遠い場所から見つめている。
彼女の瞳に映る社会や大人たちは、どこか滑稽。
誰にも悟られないよう、優等生という仮面をつけ、
心を閉ざしている。
でも、心の内側では熱い感情が溢れ出している。
憧れの先生に向けた、文学的で、純粋すぎるほどの恋。
そして、同世代と共有する、危うい熱情と体験。
生きることの痛み、言葉にできない孤独、そして、小さな幸せを見逃さない生きるチカラ。
誰かのために生きるのではなく、自分にとっての真実を探す、一人の女の子の静か心の軌跡。