あらすじ
お兄様と私に血のつながりというものはない。
死にかけていた私を拾い、この木々に閉ざされた山奥の家で今日まで生かしてくれたのはお兄様だった。
いつしか私は、お兄様のことを「お兄様」ではなく一人の男性として想うようになっていて……。
私を助けてくれるのはお兄様だけ。
私を守ってくれるのはお兄様だけ。
私の世界にはお兄様だけ。
お兄様の名前も知らないし、お兄様が年を取らない理由も分からないけど、それでも私はお兄様だけが大好き。
——そして、16歳の誕生日。
お兄様が贈ってくれたプレゼントは、「死の口づけ《永遠の始まり》」だった。
※この作品は、「小説家になろう」でも掲載しています。