あらすじ

それはある日の気まぐれから始まった、 復讐と懺悔の契約だった。 「もし私が全てを失うことが望みなら、新海さんは相当分が悪いと思います」 お金も仕事も家すらも失うことに躊躇のない ーーー高濱 南緒(たかはま なお) 「俺だったら、自分が努力して、頑張って築いてきたものがそんなに簡単に崩されたら、横から見ず知らずのやつ攫われたら、耐えらんない。足掻くし、もがくよ。そんな平静でいられない…」 彼女の正反対の世界線を生きる男 ーーー 新海 悠生(しんかい はるき) そんな二つの交わるはずのない世界線が、 いたずらのように重なり、御伽のように結ばれる。 依存心も執着心も、欲も恐れもない、孤独で殺風景な南緒に、 感情を与えて揺さぶるなんて容易いことだと思っていた悠生。 そんな悠生の気持ちも、その後に起こる悲劇も悟った上で、 心の息を止めたまま、すべてを受け入れた南緒。 その結末に、心が壊れるだなんて、思いもせず、 その先に心が奮う瞬間があるだなんて予想だにもせず。 夢じゃないから尊く、現実だから痛い。 それでも生きようとするから、僕らはきっと輝ける。 誰かと生きることは、夢なんかじゃない。 現実でこそ叶う、最も確かな奇跡の物語。 ー御伽の魔法が解けた時、再び心が走り出すー

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エブリスタ
エブリスタ2025/11/10
  • 現在の作品御伽は夢のことなかれ(完)