あらすじ
――世界の“異常”を封じるのは、彼らだけ。
七十五年前、地球に突如として現れた未知の存在――〈特体(トクタイ)〉。
それは人ではなく、物でもなく、常識を超えた「異常」そのものだった。
人類はその脅威を抑えるため、国家機関〈国特庁(コクトクチョウ)〉を設立。
彼らは今日も、影の戦場で世界を守り続けている。
17歳の少年・ヤシロギ・ゼンジは、「ヒーロー」に憧れる普通の青年――のはずだった。
だが彼の養妹・ゼノアこそが、世界最悪の特体――コードネーム〈トクタイ666〉。
人類滅亡級の力を持つ“災厄の少女”だった。
監視下の中で、ゼンジとゼノアは〈国特庁〉の新兵採用試験――“リクルート・ドラフト”に参加し、
異能兵器〈イノウシキ・システム〉を使い、次々と試練を突破していく。
やがて彼らは最前線部隊〈セクション0〉に配属され、
数々の異常現象と、世界の裏に潜む黒い意思――〈操師(アヤツリシ)〉と対峙していく。
血よりも深い絆、そして人と異形の狭間で揺れる運命。
世界を守るために戦う兄妹の物語が、今、始まる。