あらすじ
美しき光が渦巻く世界、《リーベエステレラ》。
その光は、人類と動物に“生存”と“繁栄”をもたらした。
ある者は桃色の光に包まれて姿を消し、ある者は黄色い光を纏い銃弾をすり抜け、
ある者は赤き光で、深い傷さえ瞬時に癒やした。
獣は火を吐き、湖を渡り、
草食動物でさえ、その咆哮で肉食獣を怯ませる。
やがて、人々はその光を「エトス」と呼ぶようになった。
それは生命に祝福をもたらすと同時に、時に自然と結びつき“災厄”として牙を剥く。
それでも人類は、エトスを《リーベエステレラの祝福》として讃え、文明を築いてきた。
──そして、エトス暦(EST)1313年。
世界に突如として姿を現した、“光る超巨大な物体”。
それは、見る者すべてに“死”を予感させるほどの存在感であり、
一瞬にして──すべてを終わらせる力を秘めていた。
……だが、それは“終わり”ではなかった。
それはすべての運命を揺るがす、“黒い柱”の始まりだったのだ。
青年、リオ・フォノールはまだ知らない。
この出来事が、自らを過酷な戦いへと導き──
そして、人間の“醜さ”と“愛の美しさ”を見つめる戦いへと、踏み出すことを。