あらすじ
これはとある世界の話。ここでは特技という名の能力を宿した者たちが暮らしていた。この世界の特技はそれぞれの生活を大きく左右する。己の特別な技ことを生かすことで、この世界の住民は自分だけの価値を生み出すことができるのだ。
特技が交錯するこの世界で探偵業を営む15歳の少女「数家澄菜(かずいえすみな)」と澄菜と幼馴染でプロゲーマーの少年「他過成光(ほかすぎなりあき)」。いつも成光は澄菜の探偵業を手伝わされていた。
彼らの展開するその物語は特に代わり映えのない、いつもの日常だった。しかし、とある依頼を受けたことをきっかけに彼らの生活は何者かの手によって少しづつ変わり始める。探偵にとっての宿敵との戦い。ゲーマーにとって受け入れがたい存在との邂逅。一部の物語だけに焦点があてられる理由。そして依然として日常をつくり続ける「世界」とは。真実と存在を探し求めた先には一体どんな結末が待っているのか。
世界の定義を問う現代ファンタジー、ここに開幕。