あらすじ
娼館《ファンタズム》でSM嬢の『女王様(ミストレス)』として活躍する少女、ドゥージ。
魔族の血を引く彼女は思い悩んでいた。
己の在り方について。
御しきれない『鎖』の力について。
ある日、そんなドゥージの前に、王都の裏組織《アルカナ》の首領、ルシアが現れた。
彼女は告げる。
「貴方には相応しい『役』がある」
その言葉を受けたからこそ、少女は『女王様』として地下娼館《ファンタズム》で生きる道を選ぶ。
しかし、そこは人々の欲望が渦巻く魔境。
多くの仲間達との出会いがある一方で、様々な理不尽や悪意と向き合う事もある。
時にそれらに抗い、時に王都を脅かす闇と戦いながら、少女は己の中に眠る力と向き合う事になる。
支配とは何か。
誇りとは何か。
そして、〝力〟とは何か。
鎖に縛られていた少女は、やがてその鎖で『世界』を支配する。
これは、一人の少女が自らの『役』を演じきるまでの物語。