あらすじ
平民上がりの聖女であるエリスは教会で貴族出身の聖女に敵視され、奴隷のようにこき使われていた。そんな彼女の拠り所は「聖女の泉に沈むと神の下へと行ける」という噂だった。
ある日、彼女は国王に呼び出され、聖女ではなく魔女の疑いがあると言われる。彼女の能力である聖女の加護は絶対防御の結界を張るものだが、彼女の他に使えるものはいなかった。教会ですら聖女の加護は教会の与えた魔道具によるものだと考えられており、魔道具を使わずに力を発揮する彼女は教会の利益を脅かすものだった。
※更新はゆっくり目になります。
魔女かどうかを判断するための手段である魔女裁判は、聖女の泉に突き落として浮かべば魔女とされ火炙りの刑となり沈めば魔女ではなかったとされ神の下へと召されるというもの。いずれにしても死ぬことになる事実を誤魔化すためのものだった。
噂を妄信しているエリスは、服装に関しては自由という話を聞いて、裁判当日にフルプレートの金属鎧を着た姿で現れた。無事に湖の底に沈んだ彼女は底にある時空の歪みに飲み込まれ、スペースコロニー都市『ネオ・トーキョー』へと転移したのだった。