あらすじ
※まず初めに、イタリア語翻訳のできない作者のため、openAIのchatGPTを使用し、イタリア語翻訳のAI補正をかけています。
ある年のイタリア・バチカン国境で発生した銃乱射事件。
その現場に居合わせた日本の海上自衛官・高原良仁は、逃げ惑う群衆の中で倒れた二人を守るため、拳銃を手にし実行犯を射殺する。
イタリア当局は正当防衛と認定し、新聞は「背を向けなかった日本の士官」と称えたが、帰国後、彼は命令違反とみなされ、懲戒免職となり、法に従いながらも、法によって裁かれた男となった。
男の行為によって命を救われたイタリア海軍士官リサとの友情が新たに芽生え、二人は互いに手紙を交わしながら、国家と信仰、正義と、芽吹いた心愛に揺れ続ける年月を過ごす。
ある年、秋の美濃の山中。
静かな神社の参道を二人は、かつての怒りも涙も超えて、ただ呼吸を合わせ歩いていた。
木々が静寂すら吸い上げる中で、二人はようやく、人としての祈りにたどり着く。
声は失った、だが、吐息の祈りは誰も奪うことはできない。