あらすじ
異世界に召喚された高校生、天城蓮は、すべてを他人事のように感じる**【離人症】**を抱えていた。
彼はさらに、神のスキル付与を拒む**【神聖拒絶体質】という異端ゆえに「穢れ」と断定され、かつての友人たちに見捨てられ、〈静寂の奈落〉**へと廃棄される。
奈落の底で、蓮は一振りの魔剣**《黎鳴(れいめい)》**と出会う。
「斬れば、唄う。」
黎鳴と契約した蓮は、斬った相手の記憶や技術、そして神のシステムとは相容れない禁断のスキルを奪い取る能力を手に入れた。
黎鳴に導かれ、蓮は神の支配する世界へと舞い戻る。神の力を弄ぶ**“黒刀の悪魔”**となった彼の前に、神の鎖(スキル)に囚われた聖騎士や、かつての親友たちが立ちはだかる。
魔剣が囁くのは、世界から女神の支配を断つという悲願。
無感情な少年は、魔剣と共に何を求め、その刀に響く世界全ての悲鳴を、どう扱うのか――。