あらすじ
西暦2125年、人類はついにナノサイズの人工生命体「寸法子(すんぼうし)」を完成させた。彼の使命は、末期がん患者の体内に入り、細胞レベルで治療を行うこと。だが、そこに広がっていたのは、免疫軍が暴走し、がん細胞王が支配する“細胞の国”だった。
針のようなナノランスを手に、寸法子は善玉菌やT細胞とともに命の宇宙を旅する。彼が見たのは、記憶細胞に刻まれた少女の過去、そして命の尊さ。治療か破壊か――寸法子が選ぶ未来とは?
昔話「一寸法師」をモチーフに、医療SFと冒険ファンタジーが融合した感動の物語。