あらすじ
いや、特典なのかどうか知らないけどね。神様みたいな人から「特典じゃ」と言われたわけじゃないから。ただ気づくと他の人には聴こえない『声』が聴こえてたんだよね。『風の声』とか『道の声』とか。
まあ、それだけだったらいいんだけどさ。ちょっとうるさい街に住んでるようなものでしょ。でもある時から、人の『声』も聴こえるようになっちゃったんだよ。人の心の『声』。しかも「憎しみ」とか「悲しみ」とか「恨み」とかネガティブな感情ばかり。しかも、人の『声』が自分の中でするんだよ。わかる? それって自分の感情もひっぱられそうになるんだよ。頭おかしくなりそうじゃない。
というわけで、この『呪い』をなんとかするために僕は旅に出ました。どこかに『呪い』を解くことができる呪術師とかいそうじゃない。
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ここまでが、冒頭の心持ち。
色々な人やモノと関わっていくうちに、目的も変わってきてしまいます。なんだか世界の『不調和』を癒やす役目がありそうな、無さそうな……