あらすじ

自分を傷つけるだけの道だった…… 大人たちの声を聞いて歩んだ道は、自分を傷つけるだけの道だった。何よりも自分を蔑ろにする道で、自分には何の権限も無い。寂しいだけで、周りからの思いやりもない。ただただ、大人たちが言うことを満足させる道……。 こどものころの夢を叶える道 ある日、突然、同級生の訃報が届いた。思いもよらない連絡……。驚くより何より、これは現実……。認めるより他は無かった。 同級生の葬儀に行った。そこでも他の同級生たちと出会い会釈をする。皆、顔が強張り緊張している。葬儀の参列者たちが遺族との挨拶を終える際、出口付近に飾られた故人の思い出の写真を見つめた。行く人たちが足を止める場所。自分も一緒に写真を見つめる……。多分、そこで自分は、魂のスイッチが切り替わったのだろう。 「本当に行きたかった進路は、何だ?」 前世占いが教えてくれた事 久しぶりに同級生たちと会って語り合った後で、ふとした事から流れて来た動画には、前世についての記述が映し出された。それは、生まれた日によって前世での職業が分かる……と言うもの。それを信じることも信じないことも自由にあるのだが、その時の自分には、丸で納得が行ったものだ。そこに記されていた職業こそが、自分が、これまでに歩んで来た職業そのものだったから。「なるほど、このことか……」自分には、静かに合点が行った。周りの大人たちが進めるままに歩んだことは、前世からの続きだったのだと。だからこそ、何の接点も無い筈の道が突如として目の前に現れ、そこにシフトして行ったのだと……。

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小説を読もう2025/11/10
  • 現在の作品こどもの頃の夢を叶える