あらすじ
うちの学校には特殊な校則がある。
それが『校内飛び級制度』だ。
冬の期末試験で現学年とひとつ上の学年のテストを同時に受け、すべての科目でトップクラスの成績を残せば学年を繰り上げることができる。
「これは先輩からのアドバイスだけど、勉強ってのはイザという時にやるもんだよ」
自習室で先輩はカレーパンを食べながら言った。窓の外では小さな雪がちらほらと舞っている。
もう一月も半ば。冬真っ盛り。来月には期末試験が迫っている。
先輩の言うことに従うわけじゃないけれど、私にとっては今がイザだ。
私は飛び級をする。してみせる。
――私は、先輩の先輩になりたい。
年上好きと噂の先輩に恋をした後輩の青春飛び級ラブコメです。