あらすじ
小説家の左右田鍵錠という人物が、密室空間内で死亡した。
真相は次に述べる十個の条件を、同時に満たす。
条件一。左右田鍵錠の死は、即死である。
条件二。左右田鍵錠の死は、他殺である。
条件三。犯行現場の出入り口は、全て施錠されており、
解錠しない限り、あらゆる意味で完全に通行が不可能である。
条件四。犯行現場の出入り口を、外から施錠する手段は存在しない。
条件五。殺人は人間の手で直接的に行われた。
よって、遠隔殺人装置及び、それに準ずる仕掛けは使用されていない。
条件六。施錠は人間の手で直接的に行われた。
よって、遠隔施錠装置及び、それに準ずる仕掛けは使用されていない。
条件七。生きている人間は、犯行現場内に存在しない。
条件八。左右田鍵錠の遺体を除き、
人間の遺体は、犯行現場内に存在しない。
条件九。人間以外のあらゆる動物、超常現象、超科学現象、偶発的事象は、
いずれも事件にまったく関係していない。
条件十。真相解明に不要な要素は、この問題の中に存在しない。
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