あらすじ
豊かな星「ロシマク星」は退屈という静かな病に侵されていた。
民衆の間に政府への静かなる不満がふつふつと蔓延し始めた頃。
ある日、全人類に一斉に届けられたのが、この手のひらサイズの薄い板、それは「ルナリス」と呼ばれる物体。
主人公のニールは、手のひらサイズの装置「ルナリス」を通し、異星の「愛し子」ルルを発見する。
汚れたチュニックで一心に石を運ぶルルは、ニールの心に「感情」を吹き込む。
ニールにとって、ルルは生きる意味そのもの。ルルのために全資産を投じ、自己犠牲という名の悦びに酔いしれるニール。
だが、ルルとの愛は、TK星が仕掛けた「うそ」であった。
ニールが優しさから送り続けた「空の写真」
裏切りと絶望、そして破産。
ニールが手にいれた最高のものとは。
私の初のSFBLです。
妄想コンテスト「へんしん」応募作品