あらすじ

四国遍路の第二回区切り打ちとして、土佐高知第三十一番竹林寺~伊予松山第五十一番石手寺まで歩いた旅の紀行文である。紀行文の内容は、第1回と同様に、旅で体験したこと、見聞きしたこと、共に歩いた人の意思や動機など、歩き遍路の視点から旅の様子を記録している。  今の世の流行としてロングウオークがあると聞いているが、その極めの一つには四国遍路があると思える。八十八カ所の札所を巡り四国をほぼ一周回ると、約1200kmの距離になると言う。その遍路道には、四国の人々が旅人(遍路)を弘法大師の化身と見做し、物やサービスを振る舞うお接待と言う美風が続いている。それは、お茶やお菓子、果物の振る舞いであったり、無償の宿や食事に金銭であったりする。歩き疲れた旅人(遍路)が、こんな場面に出会うとその真摯な対応に、感謝の気持ちを強くするのは誰もが感じる体験である。世知辛い今の世に、こんな美風があることに四国遍路の面目が保たれている。人により異なるが、結願までの日数はおおよそ50日前後である。これほどの日々を歩き続けるのは、恐らくほとんどの人にとって初めての経験であり、その歩きの中に感じることも新鮮なことになるのは間違いが無い。  この様な遍路旅を紀行文にまとめている。

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エブリスタ
エブリスタ2022/03/30
  • 現在の作品とある団塊世代の四国遍路日記 第二回区切り打ち    写真;第三十二番禅師峰寺から足摺岬方面を望む