あらすじ
「立花くん、自己アピールをお願いします」
元子役の立花陽向たちばな ひなたは気がつくとオーディションの真っ最中だった。
聞いたことがある言葉。見覚えのある審査員達…。
これは、俺の役者人生の分岐点となった作品『輝く』のメインのオーディション。
俺は何故か5年前に戻っているようだ。
時が戻る前に起きた出来事。
21歳の自分は決して幸せだとは言えない日々を過ごしていたが、まさか誰かに突き落とされるなんて…。
自分の体から流れ続ける赤い水たまりを見ながら、死が目前に迫って、初めて気付いた自分の本当の願い。
元子役の陽向くんではなく、俳優の立花陽向として認められたい。
きっとやり直す為に神様が与えてくれたチャンスなんだ…!
そして、俺は一回目では関わりの無かった朝日りん(あさひ りん)と出会う。
「キミ、幸薄そうな顔だね」
初対面で失礼な事を言う朝日とこれから密接に関わってくるなんて思わなかった。
でも、人生とは予想外の繰り返し。
誰かが言ってた。
まさか、これから頑張ろうとした俺が…⁉
これはどん底にいた俺の逆転ストーリー…そんな単純か⁉