あらすじ
「お兄ちゃんは死んでしまいました」
そう私に言い聞かせた母の言葉は、かすかな怒りと、どうしようもないやるせなさとが、色を失った震えの中に、かすかな悲しみを覗かせていた。
何もかもをもたらしてくれる≪來流海(クルウミ)≫のおかげで社会はさまざまに発展していったが、人の死だけは、いつまでたっても平行線のままだった。
だが突如として、その《來流海》は姿を消す。
3年後、天才ハッカー櫛灘彩(かなで)は、消滅した《來流海》のカケラの中に行方不明となった父の姿を見る。
全ては、13年前の事件から始まっていた。
エイルラン/ワーカー第2部です。1部とは話ががらりと変わると思いますがちゃんと二巻ですのであしからず。