あらすじ
梗概
「記憶管理業」という仕事をしている若き『記憶管理士』のジェフ。
その仕事内容は個人の記憶の〈保管〉と〈消去〉という作業。
〈保管〉の方は顧客(相手である個の人間)から喜怒哀楽の感情を含んだ記憶をカードに取り込み、言わばその記憶を追体験して楽しむという一種の娯楽。
一方で〈消去〉というのは文字通り、記憶の片隅に残る覚えておきたくない記憶をデリートするという作業。
〈保管〉にしろ〈消去〉にしろ、客層は諸々。
だが、そんなある日、別れたばかりの付き合っていたジェフの彼女であったサラが、ジェフの運営する記憶管理業の店に偶然やって来た……
注:この作品は『ショートカット少女ならぬ、稚拙なるショートショートこそ、寛容なるロングロング(ラージュラージュorビッグビッグ)なハートで見守ってほしいものよ……』の中で収録されている「記憶と思い出」というショートショートに多少の加筆・訂正をしたものです。
思ったより文量があったので、短編小説という形でも発表できるのではないかと思い、単独掲載させてみました。