あらすじ

竜人族の村に生まれたジュキエーレ(ジュキ)は、強大な魔力を持つはずの「先祖返り」でありながら、なぜか魔法が使えない。 彼には幼い頃、旅の聖女から祝福を受けた記憶があった。家族や村人は喜んだが、ジュキには恐ろしい感覚だけが残っている。この祝福が、彼の魔法を封じているのだろうか? だが、ジュキには別の力があった。「歌声魅了(シンギングチャーム)」――その歌声は、人も魔獣も意のままに操る。魔法とは違うこの力を、彼はまだ完全に理解していない。 ある日、精霊祭で出会った楽師が、古い詩に隠された秘密を教えてくれた。古代神殿に眠る水の精霊王「白竜」は、願いを叶え、力を与えてくれるという。しかし神殿は、不死の騎士に守られているらしい。 元剣士の父から剣術を学んだジュキは、魔法を取り戻すため、古代神殿を探す旅に出る。 旅の途中、兵士に追われる少女レモネッラと出会う。人族でありながら強大な魔力を持つ彼女は、魔導兵器の動力として狙われていた。さらに、その魔力に混じる邪神の瘴気が、彼女の命を蝕んでいるという。瘴気を浄化できるのは白竜の力だけ――彼女もまた、同じ神殿を目指していた。 追っ手を振り切り、ついに神殿にたどり着いた二人。しかし扉の前には、伝承通り、呪われた騎士が立ちはだかっていた――

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カクヨム
カクヨム2025/11/08
  • 現在の作品精霊王の末裔【新装版】~歌声が導く幻の古代神殿~