あらすじ
竜神の血を継ぐ帝は、代々ひとりの「番(つがい)」を持つ。
番は神命によって選ばれ、
“神審の刻”――竜泉が荒れるその夜に、生贄として命を捧げることで
帝の中に宿る“竜の呪い”を鎮める。
若き竜帝・黎蒼(れいそう)は、選ばれた番の巫女・緋蓮(ひれん)に
次第に心を寄せていく。
しかし、神が定めたその運命は――
彼女の死を意味していた。
雷鳴と豪雨の夜、黎蒼は決意する。
神に背いてでも、彼女を救うと。
それは、国を揺るがす“禁忌の愛”だった。
神に抗い、愛を選んだ竜帝と巫女の物語。
――その寄り添う姿は、今もなお伝説として語り継がれている。
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この作品は、前作『竜帝の番』と対になるように書いた物語です。
ですが、独立した世界の話なので、あちらを読んでいなくても楽しめます。