あらすじ
この世界には、七つの“律(コード)”が存在する。
それは炎のように燃え、風のように流れ、祈りのように響く。
光を讃える国、闇に秩序を見出す帝国。
氷と嵐に生きる獣たち、龍と桜に彩られた島国。
森が祈り、機械が聖歌を奏でる聖王国。
鋼と影を抱く山の民、そして自由と風を信じる連邦。
七つの文明は、それぞれ異なる理(ことわり)を抱き、
ひとつの大陸《エーテリア》の上で響き合っている。
本書は、その“響き”を観測し、記す者による文明誌。
――人々の信仰、文化、芸術、繁栄と滅びのすべてを刻む、
エーテル世界の記録である。