あらすじ
世界は毎日「一日ぶん」短くなる。
消えるのは時間と、君の名前と、君の順番。
死なない僕だけが、最後の日まで見届ける。
未知の兵器実験事故〈SCISSOR〉の余波で、世界は一日ごとに“時間を喪失”していく。暦は欠け、街は昨日を忘れ、人は「存在の順番」に沿って消滅する。高校生の〈僕〉だけは、人体実験で死なない体にされた——救いではなく罰として。友人たちが一人ずつ消えるたび、彼は消えた痕跡を拾い集め、順番の秘密と兵器の中枢に迫る。最後の日に抱きしめるのは、世界か、君か、それとも罰そのものか。