あらすじ
咲は、ふらりと立ち寄ったギャラリーで翔に出会う。フィルムのカメラにこだわり、自分で現像までする翔の写真には、誠実さと丁寧さがあり、咲は惹きつけられ、作品を買う。それと同時に、大学時代、同じサークルにいた湊の存在を思い出す。
翔と同じように誠実に写真に向き合いながらも、「写真家になる」という野望で自らの目指す方向を見失い、唐突に咲の目の前から消えた湊。咲は翔に近づくことで、あの頃の湊の気持ちにも近づけるような気がする。
大人になったからこそ分かる過去のこと。広義の恋愛小説。
★こんな人にお薦め★
・大学時代を懐かしく感じる30代以上の大人の方
・過去に「忘れ物」をしてきたような感覚のある人
・写真を撮ったり、見たりするのが好きな人
・「芸術」や「表現」って何だろうと考えることがある人
・爽やかな気持ちで終わりたい人