あらすじ
18歳、名前はアヤト。中学を中退し、毎日重労働に耐える工場勤務の“魔力ゼロ”社畜だった。
この世界では、女は魔法を使えるが、男の90%には魔力すらない。そんな男だから、家族にも見捨てられた。
ある夜、深夜残業中の俺に、突如として異変が起きる。デスクに伏せたまま目を覚ますと、時が止まり、血液が光った。――その“血”は、世界を壊し、そして俺自身を変えた。
血が“エリクサー”となった俺は、魔法こそ使えないが、鍛え上げた肉体と鉄の棒だけを武器に、不死の身体へ転じた。
もう誰かの犠牲にはならない。金にも、力にも縛られず、俺は選ぶ──動くか、壊れるか。
「俺の血が、誰かを救い、誰かを脅かす。その運命を、俺はまだ知らなかった。」