あらすじ

「本日をもって、婚約を破棄させていただきます!」 伯爵令嬢である私、フーリー・エンディアリングは、フォックス侯爵家の嫡男スライ様に、そう宣言した。 「そうか…………私も考えていた。準備は済ませてある」 「――え?」 スライ様は、やること為すこと無駄がない御方。 彼は、関係各所を回り出していた。 お互いの両親のもとへ向かい、正式な婚約解消の旨を伝えに。 両家の仲立ちをした侯爵夫人や有力者などに、緊急の伝言として連絡をした。 司祭・教区管理者への報告を済ませ、弁護士・財産管理人との打ち合わせまで。 まずい、まずいわ! 嘘なのに! 婚約の破棄なんて全然望んでないのに!! ビックリさせるぐらいで済ませるはずだったのに! 追いかける私の甲斐虚しく、向かった先々で手続きが終わっていく。 遂には、国王陛下のもとにまで足を向けていた。 …………え、本当に破棄しちゃうの? ちょっと待って、ちょっと待って!! 嘘、嘘だから! もう、もう結構、事態が進んでしまっているけれど! 冗談でした! って言わないと!! どうにかして、止めないと! このままだと、スライ様と結婚できないわ!! 解消されてしまう…………破棄されてしまうわ!!

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小説を読もう2025/11/07
  • 現在の作品破棄よ破棄! 破棄はきハキ~~!!