あらすじ
『どうなってしまった? 自分を認める気持ち』
――自己肯定感をめぐる10の物語――
鏡の中で 問いかける
「ねえ、あなた 今日も生きてる?」
涙の跡を 光が撫でる
それだけで 答えになる
人と比べて 傷ついて
理想に追われて 転んで
それでも 朝は来る
心が まだあたたかいから
誰かの「ありがとう」で
胸の奥がほどけるとき
小さな自分が 顔を出す
――それが 本当の私
焦げたカステラの甘さのように
失敗の中にも 香りがある
完璧じゃなくていい
“生きている” それが一番の正解
与えるとき 心が満たされ
許すとき 自分が癒える
誰かを照らそうとした光が
いつのまにか 自分を包んでいた
ノートに書いた三つの言葉
「笑えた」「話せた」「ありがとう」
それだけで 日が暮れて
夜風が 優しく頬をなでる
どうなってしまったの? なんて
もう 聞かなくていい
今の私を そのまま抱きしめて
明日も ゆっくり 生きていこう