あらすじ

「怪獣」……それは20世紀以降、人類全体の天敵。 それが、何処からやって来たのかを未だ証明した者はいない。 ある者は、地球の覇者、と驕っていた人類に対する神からの使者と言う。 ある者は、長い長い進化の果てに、地球が産んだ、生物の奇跡だと言う。 ある者は、生物が興隆し、滅んでいくのは当然。人もまたそうだと言う。 最初に「怪獣」が人類に登場してきたから一世紀。 当初こそ、その数、脅威は限定的であった。 人類からすれば、多少、大きい獣、そういう認識だった。 しかし……西暦2000年の現段階において、人類は追い詰められている。 世界の海と空の物流は、巨大な海蛇と、大蜻蛉に寸断され、途絶しつつある。 辛うじて残された陸路ですら、最古の「怪獣」である、『大顎』の支配領域が拡大しつつある今、それも何処まで保てるか……。 このままの状況が続けば、四半世紀後、人類は各大陸から撤退し――南極への移住を決断せざるをえなくなるだろう。人同士の戦争をしている場合ではないのだ。 今こそ、人類は一つとなり「怪獣」へ対抗していけなければ……(※以下、鋭利な刃物で引き千切られおり、不明)。

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カクヨム
カクヨム2018/04/29
  • 現在の作品『怪獣』と呼ばれる生物に対する覚書:断片