あらすじ
普通の女子高生である結城せつなには推しがいる⋯色素の薄い瞳に涙黒子が特徴的な同級生の一色雅だ。色気の滲む硬質な美貌に負けず劣らず、どのような相手に言い寄られても冷たく拒むことで有名な彼は、学校のアイドルとして皆から距離を置かれ特別視されていた。
そんな雅を小学生の時から推していたせつなは、ある日トラックに轢かれそうな彼を見かけて咄嗟に庇い死んでしまう。『結城が死んだのは俺のせいだ』と思い、幽霊になった彼女が成仏出来るよう手伝いを申し出た雅は、初めて他人の温かさに触れたことでせつなが気になり始め⋯?
「雅くんが他人と関わろうとしないのは何が原因があるのかな?私が成仏するまでに解決できたら良いんだけど」
「結城を成仏させたくないなんて⋯俺は何を」