あらすじ

聖女である妹の輝かしい光の影で、わたくし、リリアーナは「出来損ない」と蔑まれてきた。 地味で取るに足らない力しか持たないと、家族からも、そして愛する婚約者の第二王子からも、ずっと疎んじられて。 そして迎えた卒業記念パーティー。 衆人環視の中、王子はわたくしとの婚約を破棄し、聖女の妹こそが隣に立つべきだと高らかに宣言した。 わたくしの長年の想いと祈りを込めたお守りは、彼の手で無残に砕け散る。 ――もう、いい。 全てを諦め、絶望の底に沈んだわたくしの前に、一人の男が現れた。 冷徹で知られる隣国の『黒公爵』。 彼は、誰もが見向きもしなかったわたくしの“真の価値”を、その血のように赤い瞳で見抜いていた。 「貴殿が不要だというのなら、彼女は俺が貰い受けよう」 これは、全てを失った令嬢が、偽りの評価を覆し、自分を心から愛してくれる人と共に最高の幸せを掴み取る物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/11/06
  • 現在の作品出来損ない令嬢と蔑まれたわたくしが、聖女の妹と国を見捨てたら、渇望の果てにひざまずいたのはそちらでした