あらすじ
仄暗い香りの少しレトロなBLを集めます。同人誌の表紙を描いてくださったのは、伽城 潤さんです。
鳴きの夜
昭和五十年より少し前、東京のとある町。流しの三味線弾きに出逢った青年の、何も始まらず何も終わらないまま、気持ちだけが独り歩きをする。
扉絵はエニシダさん(@2020728enishida)が描いてくださいました。
思慕の墓
昭和二十年代の思い出。終戦後、春を売る若者の話。行き違い離ればなれになってしまった兄さんは思い出の墓に埋めた。
昔日の影
Twitterお題タグに寄せて。日陰で生きる少年たちの束の間の笑い声。
鬼灯の鈴
七夕の願い事。昭和初めの尾張遊郭で起こる奇怪な事件の真相は。
扉絵はカトリーヌさん(@mhkmtzk)が描いてくださいました。
不遣の雨
昭和四十年代。正太郎の名前を知るポルノ映画監督雑賀と、その義理の甥直樹の間に降る雨。
阿呆の恋
昭和三十年代の思い出を語る雑賀監督の独白。男ストリッパー正吉との出会い、そして別れ。正吉の正体は。扉絵は伽城 潤さん(@gajo_jun)が描いてくださいました。
同人誌試し読みサンプル
哀哭の衾
正太郎をおいて戦地へ向かう十太、不思議な手は十太を官能的に惑わせそして慰める。
情けの涙
伯父との背徳的な関係を胸に、1980年代を生きる直樹の話。彼のもとに現れたひとりの男との刹那な関係。
なお、すべてのストーリーにおいてフィクションであり、実在するものと関係は全くありません。