あらすじ
はるか昔、まだ空が若く、星が名を持たぬ頃。
神々はひとつの世界を創った。
名をエリュンディア。
神々はその中心に**大地の心臓(ハート・オブ・エリュン)**を置き、
その鼓動が森に命を、海に流れを、そして人に魂を与えた。
だが、人々が文明を築くにつれ、神々は姿を消した。
残されたのは、伝説と沈黙。
千年の後、北の大陸ヴァルドランでは不穏な兆しが現れた。
大地が鳴動し、山脈が裂け、空が赤く染まる。
学者たちは口を揃えた。
「神々の心臓が、誰かに触れられた」
それはただの伝承に過ぎないはずだった。
だが、南方の帝国では“新しき神”を名乗る者が現れ、
その者のもとに異形の軍勢が集まり始める。
同じ頃、辺境の村に住む少年アリンは、
夢の中で声を聞いた。
「目覚めよ、心臓の子よ。沈黙を破るのは、お前だ」
運命の歯車が静かに回り始める。
それは、世界が再び神々の時代へと戻る前触れだった。