あらすじ
「光の時代に影など不要」
そう断じられ、王国を追放された魔導具師カイ・ヴェルト。
行き着いた廃村で出会ったのは、戦争に奪われた七人の孤児たち。
影の中で生きてきた彼らこそ、カイの“欠陥魔導具”の真価を引き出す唯一の存在だった。
影を纏う剣。
影から生まれる矢。
影を踏んで瞬間移動する靴。
三年後、子供たちは影そのものを操る戦士へと成長し、「黒翼団」を名乗る。
そして迫り来る帝国軍五万。壊滅寸前の王国を救うため、八つの影が戦場に降り立つ。
光に拒まれた者たちが、影にこそ光を見出す――
追放から始まる、影魔導具師と孤児たちの逆転英雄譚。