あらすじ
女手一つで育ててくれて歌手の夢も支えてくれた最愛の母親がデビュー目前で他界。悲しみを乗り越え、デビュー10周年という節目の年のある春のこと。アイドル的存在からマルチなシンガーソングライターへ転身を成功し順調だった愛藍。10周年と30歳を迎えようとしているところに突如、所属事務所でトラブル発生。専門外の女優業が舞い込み、一度だけという条件でドラマの仕事を了承。主要キャスト顔合わせに出向くと、そこにはかつてデビュー当時にTV初出演をした番組で司会だった晃太郎が。昔、僅かな恋心を抱いた相手が突然のキャスティング変更で脇役から昇格、W主演の相手役となる。10年ぶりの再会に運命を感じる愛藍。晃太郎もまた愛藍を10年前からずっと可愛いと思っていたが実らなかった恋。互いに気になる存在同士の2人がラブシーンありきの共演を控え、愛藍は初女優業への不安から晃太郎に相談したいが、関係者のガードが堅い。考えに考え自分の台本を晃太郎のものとすり替える。台本がすり替えられていて更にメッセージまで記され、愛藍が連絡を取りたがっていることに気付いた晃太郎は差し入れの袋の中に秘密のスマホを忍ばせる。連絡を取り合えた2人は稽古と称して愛藍の自宅で逢瀬を重ねていくが、招かれた晃太郎の気分はお家デート。手料理を食べたり、愛藍の愛犬と遊んだりして日々を過ごすごとに彼女への気持ちが高まり公私混同する。愛藍もまた聡明で優しい彼に心を惹かれていく。2人の恋が深い愛に変わっていく中、事務所社長の執拗な縛りで籠の中の鳥状態となった愛藍は晃太郎だけでなく愛犬まで引き離されてしまう。スマホを没収され連絡手段を失い、政略破局による悲恋の傷心を必死に堪える2人。愛藍の残した日記やSOSを知り、晃太郎は一世一代の大逆転計画をする。幾つもの障害が立ちはだかる中、右往左往しつつも幸せを掴もうとする奮闘恋愛ストーリー(他サイトでも掲載中)。