あらすじ
もっT様の素晴らしいイラストに話を付けさせて頂きました♪[link:ilst_view?w=22082534]
遠くて近い、そんな未来。
脈動変光するほどの燦然とした輝きを放つ、赤色超巨星ベテルギウス――大狗座シリウスが超新星爆発を引き起こした事をハッブル宇宙望遠鏡が観測した。
超新星爆発により放出されたガンマ線バーストにより、地球のオゾン層はズタズタに破壊される。
宇宙空間に剥き出しと成り果てた地球船。
そんな地球上に棲む生命体へ、放射能とは比べ物にならない程の有害な宇宙線が降り注ぐ。
そして各国の政府は近い将来、生物の大量絶滅を発表した。
その生物の中には――<人間>も含まれる。
決して逃れようが無い未来。
誰が悪い訳でもない、人類の絶滅。
そして人々は<未来>を棄て、<過去>へと手を延ばす。
一定の質量の時間移動を可能とする時空転移装置――【時の迷子】。
科学の栄光と祝福。
そして、栄光の光が落とした絶望の影。
【時の迷子】を使い、ありとあらゆる時間軸へ移住を開始する人類。
そして程なくして、<人間>という種族は滅び去った。
理由と原因――それは幾多にも枚挙としてあげられる。
最大の理由は、人間が愚かな生き物であったと言うことか。
時間を捨てた彼等は大切な筈であった、何もかもを捨ててしまった。